個人サロンは儲かる?月商100万円の現実と収支の考え方
プライベートサロン開業サポートガイド
はじめに|「個人サロンって、本当に儲かるの?」その疑問に正直に答えます
プライベートサロンの開業を考えるとき、誰もが一度は立ち止まります。
「本当に生活できるくらい稼げるのか?」 「開業したはいいけど、赤字になったらどうしよう…」
この不安、まったく正しい感覚です。 夢だけで開業して、現実に打ちのめされる方を、私たちは何人も見てきました。
この記事では、不動産仲介とサロン経営の両方を手がけるブランチアベニューが、
・個人サロンが「儲かる」かどうかの現実 ・月商100万円という目標の達成難易度 ・利益を最大化するための収支の考え方
を、現場のリアルな視点からお伝えします。
夢を否定したいわけではありません。 正しく準備した人が、正しく稼げる。 そのための記事です。
【結論】個人サロンは「儲かる構造」を作れるかどうかで決まる
個人サロンが儲かるかどうかは、業種・単価・ターゲット・競合・魅せ方など複数の要素によって大きく変わります。
ただし、正直にお伝えすると、
1人サロンで月商100万円を継続的に達成することは、かなり難しい目標です。
不可能ではありません。 しかし、何も考えずにスタートした場合、多くの方が月商20〜40万円の壁にぶつかります。
大切なのは、「いくら売るか」より「いくら残すか」を最初に設計することです。
個人サロンの収支をリアルに計算してみる
まず、現実的な数字を見てみましょう。
1人サロンの売上の上限を計算する
1人で施術できる数には、物理的な限界があります。

【計算例①】開業初期(稼働率50%) 1日4人 × 25日 × 稼働率50% × 客単価8,000円 = 月商 約40万円
【計算例②】軌道に乗った状態(稼働率75%) 1日4人 × 25日 × 稼働率75% × 客単価8,000円 = 月商 約60万円
【計算例③】月商100万円を目指す場合】 1日4人 × 25日 × 稼働率100% × 客単価10,000円 = 月商 約100万円
→ 稼働率100%+高単価の維持が前提となります。 これを継続するのは、相当な集客力とリピート率がなければ現実的ではありません。
月商100万円のために必要な条件
・客単価10,000円以上を維持できるメニュー設計
・毎月の新規集客+リピーター確保の両立
・休みなく稼働できる体力・精神力
・ホットペッパービューティーやSNSなど複数の集客チャネルの活用
・価格競争に巻き込まれない差別化
これらすべてが揃って初めて、月商100万円が視野に入ります。
💡 現役サロン経営者の正直な話
弊社のネイルサロンでも、開業から月商が安定するまでに約6〜8ヶ月かかりました。 最初の3ヶ月は、売上より先に「どうリピーターを作るか」を考え続けた時期です。 売上の数字を追う前に、「お客様に選ばれ続ける理由」を作ることが先決です。
「売上」より「利益」で考える|本当に大切な収支の設計
月商100万円を達成しても、手元に残る利益が少なければ意味がありません。
重要なのは「いくら稼いだか」ではなく「いくら残ったか」です。
個人サロンの主な経費項目

【収支シミュレーション例】 ①月商60万円 − 経費30万円 = 手残り約30万円 ②月商100万円 − 経費45万円 = 手残り約55万円
ここから税金・社会保険料を引くと、実際の手取りはさらに下がります。
利益を増やす2つのアプローチ
利益を増やす方法は、シンプルに2つしかありません。
① 売上を伸ばす → 客単価を上げる/新規集客を増やす/リピート率を高める
② 経費を下げる → 家賃を適正化する/材料費を見直す/広告費の費用対効果を高める
この2つを同時に考えることが、経営の基本です。
どちらか一方だけでは限界があります。 売上を伸ばしながら、不要な経費を削る。この両輪で初めて利益が積み上がります。
🏠 不動産屋だから言える「家賃」の重要性
経費の中で、最も大きく・最も固定されているのが家賃です。 売上が下がっても家賃は変わりません。 だからこそ、開業時の家賃設定が、その後の経営体力を大きく左右します。 家賃は「売上の10〜20%以内」が健全ラインです。 月商40万円のスタートなら、家賃は4〜8万円以内が目安になります。
儲かるサロンと儲からないサロンの差はどこにあるか
同じ業種・同じエリアでも、繁盛するサロンと閑散とするサロンには明確な差があります。

儲かるサロンは、偶然ではなく「設計」によって作られています。
💡 現役サロン経営者の視点
私たちが運営するネイルサロンで最も効果があったのは、「リピーター育成の仕組み化」でした。 新規集客コストは、リピーターを呼び戻すコストの5〜7倍かかるとも言われます。 新規を追いかけるより、来てくれたお客様を大切にし続けることが、安定経営の鍵です。
名古屋エリア別・サロン経営の収益性の違い
愛知県内でも、エリアによって客層・単価・競合環境は大きく異なります。

「競合が少ないエリア」×「適切な単価設定」×「地域密着の集客」の組み合わせが、初開業には最も安定しやすいモデルです。
まとめ|個人サロンで儲けるために最初に考えること
今回のポイントを整理します。

個人サロンは、正しく設計すれば十分に儲けられるビジネスです。 しかし、何も考えずにスタートすれば、売上が立たないまま経費だけがかさむという現実もあります。
開業前の今だからこそ、収支の設計・立地の選択・集客の戦略をしっかり考えてください。 その準備が、開業後の経営を大きく左右します。
ブランチアベニューは、物件探しだけでなく、経営の成功につながるサポートをしています。 開業を「夢で終わらせない」ために、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事はブランチアベニュー(不動産仲介・サロン経営)が執筆・監修しています。








